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河川護岸

テクノロック(魚巣・根固めブロック)

テクノロックの護岸機能の特長
  1. 九州大学工学部建設都市工学科環境流体力学研究室の室内実験によってブロックにかかる流体力の比較実験の結果、同一水理条件のもとで、これらの特徴から、それぞれの穴に沿う流を穏やかにする表面更新渦を作りやすく、洪水時に流体力が架かりにくく、ブロック面にかかる力を分散し、滑動・転倒しにくい等の特性が導かれた。従って洪水時のおいて、同じ質量の他のブロックを使った場合よりもより安定で滑動しにくいと考えられ、テクノロックは流動力のかかりにくい形状であることが示された。
  2. テクノロックの特有の構造として横穴が流下方向の対し45°の角度で作られている点、および一体構造であることにより、横穴が流下方向に平行設置された場合と比較して、洗掘性が小さく、また、一体構造であるため、力学的強度が増す。そのため単に群体としての遮蔽係数εの値(0.3~0.5)より更に小さい値を用いることが出来ると期待されます。

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